F-14トムキャット、GPZ900R、フライトジャケットにティアドロップのサングラス全てがシンボリックで男の夢みたいな映画。
良くも悪くもプロットはベタで薄っぺらく大して面白くない、むしろひねりや癖のあるストーリーだったらこれほど人気は出なかっただろう。
そういう意味では大成功だったと言える。
こういうマッチョな映画は正直好みではないが、だがどうしても、"かっちょよさ"に目が奪われて
、心が少年に戻ってしまう瞬間が多々ある。
マーヴェリックには絶対なれないのにGPZに乗ったり、フライトジャケットにサングラスを掛けてみたりした人が世界中にいたはず。
罪作りな映画だ。
少し違うが私もジェットコースターに乗る時、ミグを追いかける戦闘機乗りのつもりでGを耐えている。
それにしてもケニーロギンスの歌声は最高だ。