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トップガンのudaskywalkerのレビュー・感想・評価

トップガン(1986年製作の映画)
5.0
カッコイイが詰め込まれた伝説的な傑作。
陽の光に照らされる戦闘機と空母のスタッフ。轟音響かせ発着する戦闘機とジェスチャーを振りかざす空母スタッフのかっこよさと言ったらもう。オープニングからハートが脈打つ。

そんな戦闘機を操るエリートパイロット集団を“トップガン”と呼ぶ。実戦で失われつつある空中戦のテクニックをブラッシュアップする為に集められた選ばれしパイロットたち。エネルギーに満ち溢れた彼らは、数週間のトレーニングを乗り越えてトップガンの仲間入りを目指す。
主人公のマーベリックは自分の勘をあてにして空を飛ぶような一匹狼なパイロット。ノリの良さとニカッとしたスマイルが最高。大空を、敵機を、仲間を、女性を見る真っ直ぐな眼差しには自信がみなぎる。
相棒であり親友のグースは陽気なキャラで、マーベリックとはお互い信頼し合っている。2人の掛け合いは笑いを誘う。ナイスコンビ。

本作は軍からの協力のもと、実際のF-14を使用して撮影。本物でしか出せない素晴らしさがある。ジェット音や空気を切る音、華麗に空を舞う戦闘機の動き。全てのシーンが絵になる。これが男のロマンか。

また80'sのカルチャーもカッコイイ。音楽やファッションなど、当時真似する人が続出したのも頷ける。私も公開当時に青春真っ只中だったら、間違いなく感化されていたはず。

私の父は航空宇宙事業の仕事に携わっている。きっとトップガンから受けた影響は大きかったはず。幼少期何度も観せられたこの作品はいつしか自分のバイブル的な作品になった。公開時はまだ生まれてないので、スクリーンでは観れなかったが、いつ観ても色褪せないかっこよさがある。今でもマーベリックに憧れている。

「俺は危険なんだ」
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