このレビューはネタバレを含みます
予備知識まったく無しで鑑賞、どストライクな作品でした。見終わってみたら、割と過激な印象を持っていたキム・ギドク監督作品だった。こんな映画も撮ってたのか。
山奥の湖に浮かぶ寺の画に、まず目が釘付けに。…
観ている自分も修行をしているような気分になりました。
煩悩まみれの人は観て欲しい。
老僧に正しい道へ導いて欲しくなる。
いや、立ち止まったり来た道を戻って歩き直したり、自分で切り拓いて行くしかないの…
キム・ギドク
周王山国立公園内 注山池
春 湖に浮かぶ寺。老僧と子供。
普通の少年は普通に自然の中で遊び、普通に生き物と戯れ、戯れの中で、普通に魚、蛇を殺めてしまう。
夏 普通の少年はある日、静…
世界も人生も繰り返しのモチーフ。自分が今いる環境で観たということでバイアスがかけられているのかも知れないけれど、何かがひたすら強くのしかかってきて吐きそうになった。人生をかけて繰り返し観ることになる…
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人生を春夏秋冬に例えたキム・ギドクの今作は、他の作品と比べると静かで地味なんだけど、訴えかけるものや胸を打つものがかなりありました。小さな悟りのような気づきがある作品です。
山奥の湖の上に浮かぶ古…
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人生の四季
出会いや愛から得る幸福感と欲
人生にあり得る不可抗力な矛盾も映し出されていると感じた
『欲望は執着を生み、執着は殺意を呼ぶ』
キムギドク出演 氷の仏像はキムギドクが彫刻したもの
…
今回もキムギドク監督の"弓"や"魚と寝る女"のように景色が壮麗で美しかった!
湖にポツンと浮かぶお寺!こういうのをエモいって言うんだろうなあ(俺おっさんだからあまり使いたくない単語だが…)
あの張り…
『春夏秋冬そして春』(2003)
監督:キム・ギドク
悪名高く、波瀾万丈の人生を歩んだキム・ギドクにとって、最も重要で意義深い作品。
人里離れた深い山間の湖に浮かぶ小さな寺を舞台に、めぐりゆく季…
「봄 여름 가을 겨울 그리고 봄」
まずタイトルが素敵。
原題も変わらずで、変な邦題を付けられなくてよかった。
「しゅんかしゅんとう」ではなく「春、夏、秋、冬」なのが映画を見た後により素敵に感じる…