FukiIkeda

アフガン零年のFukiIkedaのレビュー・感想・評価

アフガン零年(2003年製作の映画)
3.8
タリバン政権下で女性として生まれるということ。
映像や写真は偶像礼拝の類になると禁止され、祝い事、音楽といった娯楽も禁止、女性は全身爪先まで覆うブルカの着用を義務付けられ、家族同伴での外出が義務付けられ、人間としての権利はほぼない状態…。
男性家族が戦争や病気で亡くなった残された女性達には生きる術がない。
生活苦のために男装させられ働きに出さされる少女は、バレたら殺されるという恐怖を感じながらも、男性になりきる努力はしない…。
頑張った特別な少女の話ではないのです。そんな家庭ばかりといわんばかりの、よくある風景のような描き方で、絶望的に感じた。
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