イラン🇮🇷のお隣、アフガニスタン🇦🇫の作品です。
なぜかNHKの文字が。
調べてみたら、この作品はタリバン政権崩壊後の復興アフガニスタンで製作された映画第1作目。
日本のNHKが機材などのハード面をサポートしたんだそう。
お話はタリバン政権下でのもの。
父親と兄を戦争で失い、働き手のない女性だけの一家。
祖母と母親は12歳の娘の髪を切り、男性の服を着せ、少年に変装させて働きに出します。
タリバンの兵士たちにバレたら捕まって殺されてしまうのに。
命がけの行為でも、女性が働く場がないこの国では仕方のないこと。
冒頭で女性たちのデモ運動がありました。
“夫を亡くしたひもじい私たちに、どうか仕事を”
なんだか信じられません。
そして、知りました。
この国では9歳以上の女児との結婚・セックスは合法だとゆうこと。
先日観たイランの映画『私が女になった日』でもありました。
女の子は9歳になると、大人の女になるって…そおゆうことなんだ…。
“預言者ムハンマドが53歳のとき6歳の女児と結婚し、彼女が9歳のときに結婚を完成させた(要はセックスしたってこと)”
そんな事実があることから合法になったんだって。
しかも一夫多妻制、結婚前の性行為は禁止なもんだから、気に入った女の子と強引に結婚して家に連れ帰り…。
可哀想に。
夢も希望も未来も、なんにも感じられない悲しいお話でした。
宗教上のことだけに胸が痛みます。
演じていたのはやはり一般の方々。
賞もとっているんですね。
広く世界中の人たちの目に留まれば良いと切に願います。