このレビューはネタバレを含みます
好きな作品の1つ。
世界に紛争ダイヤモンドの存在を教えてくれる映画。あのようなことが行われていることはこの映画を見るまで知らなかった。調べるとジュエリーブランドでも、原産地不明のダイヤモンドは使用しませんとしているブランドは意外と少ない。高級ブランドでも怪しいところはある。完全に避けることは難しいけれど、現実を知った以上、クリーンなダイヤモンドの使用を心がけるべきだと思う。
「血が染み込んだ土」という、赤い土にまつわる話が主人公の運命の伏線となっている。初めは割とチャラくてダイヤモンドを盗みそうな人だった主人公が、最後には自分が撃たれてもう歩けないとなると、「持ってけ」「その子を連れて帰れ」とダイヤモンドを託す。良い奴じゃないか……。あんなところで1人で死ぬなんて寂しすぎる〜。