きい

ブラッド・ダイヤモンドのきいのネタバレレビュー・内容・結末

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

シエラレオネのダイヤモンド紛争の話。

きつい。実際にあったことだからと思いながら、目を背けてしまいたくなる。

脅しや薬物によって取り込まれていく少年たちは本当に見ていられなかった。なんの罪もない子どもたちが洗脳されて殺されていく。途中で「子どもだから大丈夫」と言っていたおじさんがいたけど、そんなことはなかった。実際も攻撃するしかあの子たちを止める方法がないんだろうなと思うと、なんて残虐非道な世の中なんだろうと思う。

銃弾飛び交う中で生き残り続ける主人公たちは奇跡すぎるけど、映画だから。
それぞれの目的のために立ち向かう三人が描かれていたけど、自ずと三人以外の「普通の人」のことを考えることができる映画だと思った。
きい

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