月見

ブラッド・ダイヤモンドの月見のレビュー・感想・評価

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)
4.0
世界にはこんな紛争地域がたくさんあるってことを忘れちゃいけないよな。
アフリカには今もとんでもない数の少年兵がいる。

我々裕福な国な人々も、宝石や食べ物を通じていつの間にか利権争いの中の当事者の一人になっている。結局、欲しいから売れる、売れるから作る、じゃあ実際にそれを採掘してるのは誰?

反政府ゲリラRUFのやってる虐殺行為自体は悪なんだけど、子供らは洗脳され、その子供達がまた次の世代を洗脳していく。異常な金儲けをしている業者や利権争いの当事者である政府及び軍隊を見てしまうと、どちらが悪なのかわからなくなり、残虐な組織に感情移入してしまいそうにもなる。

人間は結局金によって支配されているのか。ディカプリオはその中に希望の光を見せてくれる。
月見

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