再視聴
最初に観た時にはまだタイタニックのディカプリオって印象だったので、今の色眼鏡で観るとどうなんだろうって思って視聴。
いわゆるアフリカ搾取と抵抗運動のどこに正義があるのかわからない、20年近くたった今も全然解決されてない問題をテーマに。
題材は重くて誰もが向きあうべきところでとても良いんだけど、いかんせんディカプリオのための映画になってしまっている。
終盤のテーマや物語のためではなく、ディカプリオの魅力を伝えるために存在するようなクライマックスは残念。
当時の有色人種贔屓がはじまっていない状況でジャイモン・フンスーが賞を取りまくったのに反し、多数ノミネートされるも受賞には至らなかったディカプリオという対比も納得。
その後セリフがほとんど無いレヴェナントでのオスカー受賞に繋がると思うと味わい深い。