りゃん

ブラッド・ダイヤモンドのりゃんのレビュー・感想・評価

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)
3.8
ダイヤモンド、鉱石、宝石類に対して見方が変わるおはなし。

政府軍vs反政府軍の内戦地が舞台。
採掘したダイヤモンドと武器で取引できる。
過激派は、村を襲い村人を殺す、ダイヤモンドを採掘させる、子どもは少年兵へ・・・。

ダイヤの密売人、
戦場ジャーナリスト、
村を襲われた人々、
ダイヤ採掘の強制労働、
少年兵になった少年、
少年を奪われた家族、、、

無知だった。
憧れの宝石💎にはこんな背景があるのかもしれない。。。
どんなに小さなダイヤモンドでも、何人の命が犠牲になっているんだろうと頭をよぎるに違いない。
それでも宝石は綺麗だなぁと思い、価値を上げる1人になってしまってる。
自分が嫌になってしまう。

村の少年から”少年兵”へと洗脳していく過程。これはかなりショッキング。

加えて、
襲撃されて泣き崩れる人たちに群がってパシャパシャと写真を撮りまくるジャーナリストの様子。
これもまたショッキング。
惨劇を世界に伝えるためには必要なことだし、分かってたことだけど、撮られる側の気持ちを考えると本当に複雑。 

多くの人に見て欲しい。
りゃん

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