このレビューはネタバレを含みます
宇宙開発のために1人で派遣された宇宙飛行士。
地球にいる妻と娘とビデオメッセージでやり取りをしながら、三年間の契約を経て地球に帰れる日を待ち侘びる。
ベッドの壁に貼られた家族の写真たち。
一人ぼっちだがAIのようなロボットと暮らす。
宇宙が舞台のため地球のシーンが全くなく、将来がどんな状態になるかどう予測されているのか知りたかったが、きっとこれは観ている側の想像力に任されているのだろう。
いつの未来かは分からないが、クローン技術も発達している時だとすればもっと早く気付いてるはずだと思ったが、クローンの完成度が高すぎてオリジナルとほぼ見分けがつかなくなっているのだろう。
もし自分が自分のクローンを作るとなれば、クローンにも感情や思考があると考えて、自分で自分を守ろうとすると思う。自分に嫌な思いはしてほしくない。今回の映画を観て地球のオリジナルはそんなこと考えなかったのかなとちょっと思った。
映画としては少し長く感じて、クローンと確信してからの後半をもっとコンパクトにして欲しかったと感じた。