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月に囚われた男のkeitaのレビュー・感想・評価

月に囚われた男(2009年製作の映画)
3.6
『エクス・マキナ』と同じような不穏感が終始漂っている。『エクス・マキナ』はどこに向かうのかがはっきりしていて物語を追いやすかったが、本作は物語がどこにいくのか分からず翻弄された。ストーリーの基本から外れた語りは鑑賞者に違和感を感じさせ、評価が下がりがち。たしかに評価するのが難しい。

人間vs人工物という対立構造で、人工物の方からの視点で、欠如した人間の道徳感も描いていてテーマが面白かった。
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