エリオット

目撃者のエリオットのレビュー・感想・評価

目撃者(1981年製作の映画)
3.5
ベトナム帰還兵のダリル(ウィリアム・ハート)はビルの清掃係をしている。その孤独な生活を癒やすのは美人レポーターのトニー(シガニー・ウィーバー)を毎晩テレビで見ることくらい。ある日、彼は清掃していたビルで貿易会社のベトナム人社長が殺されているのを発見する。翌朝、事件を取材するためトニーが現場に来ているのを見つけたダリルは、事件そのものの目撃者のふりをしてトニーに接近するが…。

「ブリット」「ジョンとメリー」のピーター・イエーツ監督(「ホット・ロック」とかよく月曜ロードショーで見たなあ…)が「ヤング・ジェネレーション」の次に撮った、渋くてちょっとロマンティックなサスペンス映画。

1981年の作品ということで不器用で優しい男と強い女が主人公…
ウィリアム・ハート(この作品の次が「白いドレスの女」)シガニー・ウィーバー(「エイリアン」の次がこの作品)ジェームズ・ウッズ、クリストファー・プラマーと若いころのモーガン・フリーマンほか出ている人物がそれぞれ個性的。
狭いところで馬を使ったアクションもなかなか迫力があった。
地味なのはこの時代の作品なのでかえって良いくらいなのだが、肝心なところで話に飛躍があるのが惜しい…

(WOWOW録画にて)
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