てるる

狂気の行方のてるるのレビュー・感想・評価

狂気の行方(2009年製作の映画)
3.3
またもやマイケル・シャノン。

1979年に起きた母親殺人事件を基にしたサイコパス映画。
原題は殺された母親が最後に発した言葉らしい。

共演にウィレム・デフォーやウド・キアーという顔面凶器俳優が揃ってるけど、これはもうマイケル・シャノンの独壇場。

この人ホントに狂った演技やキレた演技が上手すぎる!
実生活大丈夫なの?てくらいw

唯一マイケル・ペーニャが緩和剤となってくれてる。
この人ホント好きな脇役俳優。

デヴィッド・リンチ製作かつヴェルナー・ヘルツォーク監督という鬼才揃いなので、なかなかワケワカメ。

ストーリーは事件が起きてから、関係者の話で過去に遡っていき、彼が狂気に陥っていく様を描く。

ブラックジョークめいた演出や音楽、暗示的なセリフの数々…。
ぜんっぜん理解出来ません。
もちろん狂った人間の行動なんか理解出来たらヤバいけど。

そしてラストのあっけなさ。
人質って怪しい怪しいとは思ってたけどそれかい!!!🤣
キャストが好きな俳優揃いだから最後まで観れたけど、内容的には2点だわ。

ユーネクストで明日までの配信らしいので、シャノンの怪演を味わいたい人は是非。
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