yusukepacino

ずべ公番長 ざんげの値打ちもないのyusukepacinoのレビュー・感想・評価

3.2
シリーズ4作目。今回は北原ミレイの同名曲をバックにずべ公達が大暴れ。
本作も他作品と変わりなく仲間や家族がやられて復讐に殴り込むという任侠映画からの流れを組むスタイル。
重要な役でまさかの伴淳三郎が出演していて味がある演技に哀愁が漂う。
何故かおかま設定の金子信雄。前作の小林稔侍といいあまりよくわからない。
渡瀬恒彦の復活は素直に嬉しい。ラストのずべ公達に赤いコートを着せた演出と共に。
女性メインのためかシリーズ通して『不良番長』シリーズのような底抜けた馬鹿っぷりは期待出来ないが男性優位な意識が見える当時のこの手の東映映画にあってはその逆転現象に新鮮味があって興味深く面白かった。
大信田礼子が出色だったな。
yusukepacino

yusukepacino