タイトルに『ブルース・ブラザース2000』と付いているので続編と思いがちだが、内容的には前作をなぞるようなストーリー運びなのでジェイク(ジョン・ベルーシ)を偲ぶお祭り要素の濃い作品。(続編だけどね)
1989年の『ドライビングMissデイジー』で体型がMAXに肥えたダン・エイクロイドが、かなり頑張ってダイエットして18年前の姿に近づけているのは彼の思い入れを感じる。
音楽的には前作に劣らぬ素晴らしいアーティストとR&B。新メンバーの心の弟キャブ(ジョー・モートン)の澄んだ歌声は素晴らしく『ターミネータ2』でマイルズ・ダイソン役も演じている彼に「君はそんなに歌えたのかっっ!」と驚愕でした。
ラストシーンはストーリー的に納得いかないかもしれないけれど、初見でもわかる大御所達がドヤドヤと参加していたらもう皆で歌ってオシマイでも良いよと許してしまいました。