このレビューはネタバレを含みます
佐藤健演じる緋村剣心のアクションシーンは、スピードとキレが抜群。
人斬りの過去を省みて理想の平和を目指す緋村剣心、誰にだって語りたくない過去の1つや2つはあると言ってその過去をも温かく受け入れる神谷薫、1番大事なものはお金じゃないことに気付き剣心に加勢する相楽左之助等、人を想う気持ちに溢れた作品でもあり、泣けるシーンも少なくない。
原作を読んだことがないが、逆にこれを映画以上に感動的に漫画で描けるのかと思ってしまうぐらい、良く仕上がっていると思う。
アクションもさることながら、普段は緩く、いざという時の集中力とのギャップが特徴的な剣心を、佐藤健は上手く演じている。