虎舞羅ーコブラー

るろうに剣心の虎舞羅ーコブラーのレビュー・感想・評価

るろうに剣心(2012年製作の映画)
4.5
最終作The Final/The Beginningの公開を記念した過去作再上映にて鑑賞。

実写化の成功例として日本だけでなく、世界からも評価されているこの作品。私もこの作品のアクションには度肝を抜かれました。
去年の「恋つづ」から佐藤健さんの作品を見始めましたが、ダントツでこの作品がお気に入りです。るろうに剣心は前にアニメを少しばかり見ていましたが、健さんの演じる剣心には違和感が全くなく、感銘を受けましたね。

アクション監督は、ドニー・イェンの元で才能を磨き上げ、香港のアクション演技クラブの唯一の日本人となった谷垣健治さん。彼の作り出す剣術アクションは、スピーディーかつ的確でいてダイナミック。邦画アクションの中でも一番と言っていい程のアクションシークエンスを作り上げています。そしてそれを見事なまでに体現する佐藤健さんの、並々ならぬ努力。全てが共鳴しあったからこそ、邦画史に残るシーンを作れたのだと劇場で改めて思い知りました。

映画館での大スクリーン、そして映画館の音響で鑑賞する本作は、作品の魅力を更に何倍も増しているような気がしました。序盤の鳥羽伏見の戦いから迫力はMAX。爆撃音だけではなく、刀による斬撃音一つひとつに鳥肌が立ちました。
本作を映画館で鑑賞出来て嬉しく思いましたね。やはり映画館でなければ体感出来ない迫力と興奮に満ち溢れた映像体験は、私の日々の疲れを吹き飛ばしてくれました。😊
映画館ならではの体感の有り難さを、改めて感じられました!

2020年3月29日、DVD購入し鑑賞。
2021年4月07日、T・ジョイ博多にて再鑑賞。