喜連川風連

崖の上のポニョの喜連川風連のレビュー・感想・評価

崖の上のポニョ(2008年製作の映画)
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言語化不要のアニマ(生命)がモーション(動き)している映画。

日本製フル手書きアニメーション最後の大花火。

宮崎アニメの中でも1番対象年齢を下げて作ったと思われる作品。

「曇りなき眼」を描き続けてきた宮崎駿氏にとって、幼児の純な瞳はこの世の最も美しいモノなのかもしれない。

幼児の純粋な欲望を映像化。大海潚によって、街はめちゃめちゃになるが、ポニョは意に返さない。津波の描き方が3.11以前の雰囲気。

5歳にして、将来結婚する人を決断させられるホラー展開にゾッとする。
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