bourbon

1984のbourbonのネタバレレビュー・内容・結末

1984(1984年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

オブライエン(ウィンストンに)「二重思考の原理に従えば、戦争は真実でなくても勝たなくても構わぬ。戦争の目的は勝つ事でなく、継続させる事だ。近代戦の本質は、人間労力の所産の破壊である。階級社会の成立は、貧困と無知が条件だ。戦争が計画されるのは、飢餓をもたらすためだ。戦争は支配階級が民衆に対して行い、目的は相手国に勝つ事でなく、社会構造の変革を防ぐためだ…
 我々に反抗してる間は撲滅しない。殺す前に我々の一員にする。洗脳してから殺すのだ…
 君たちは絶滅する。我々が後を継ぐ。君は独りきりなのだよ。歴史の外にいるんだ。実在してない」

ウィンストン(オブライエンに)「私は信じてる。あんたは敗れる。この世界には何かがある。あんたが征服できぬ精神が。よくわからない。人間の精神かな」

ウィンストン(ジュリアに)「大切なのは生きてる事より人間である事だ。たがいに裏切らぬ事だ」
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