【潜水艦内に見られる戦争末期の人間模様】
ルネ・クレマン監督が戦後すぐに作ったモノクロ映画。BS録画にて。
語り手としてフランス人の若い医師が最初に出てくるのですが、その後に展開されるストーリー…
全編に漂う緊張感。潜水艦という閉鎖的な空間で繰り広げられる心理劇は良質の舞台劇のようだ。潜水艦もの映画はハズレが少ない印象がある。限られた舞台でいかに話をつないで盛り上げるかで、様々な工夫をするから…
>>続きを読む【第2回カンヌ映画祭 冒険・犯罪映画賞】
『禁じられた遊び』『太陽がいっぱい』などのルネ・クレマン監督作。
WWⅡ終結直前、潜水艦で起こるいざこざをドキュメンタリータッチで描き出した作品。
流石…
さすがルネ・クレマン。骨太。
白黒が実に美しく、出航シーンの素晴らしさ、サスペンスシーンなんてハラハラさせる。
潜水艦で逃亡というテーマだけで面白いこと間違いなしですが、話の流れも美しい。
謎の仲介…
1946年制作のルネクレマンの潜水艦もの。
ドイツの潜水艦(Uボートとは言ってない)に乗り合わせた、多様なひとたちのクローズドサークルものにもなっている。
拉致られた医者が主人公。事情を知りすぎてし…
第二次世界大戦終戦直前、ドイツの潜水艦が高官を載せて船出していく。ところが途中で高官の女がけがをしてしまい、近くの港から少し離れた田舎町の医者が誘拐され、そのまま潜水艦での生活が始まった。
当時、…
敗戦の色濃くなったナチスドイツ。
ドイツ第三帝国復興を目指し、潜水艦に乗り組む首脳たち。
そこへヒトラー死去の知らせが入った事で、乗組員は動揺し始める。
極限下に置かれると、人間は何をしでかすか分か…