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海の牙のaaaaaのレビュー・感想・評価

海の牙(1946年製作の映画)
4.2
戦後だけではなく、潜水艦という特殊な状況が生み出す人間模様がどこか実験的で面白かった。

将軍に次いで二番目に偉い人(誰だっけ)の残忍さが怖かったけど、ナチのイメージはまさにあの人だった。弱みを握って、下っ端の青年に殺させたり、機関銃とか、綺麗な船を連合国に取られないように、満足そうに壊すシーンとか、まさにそのまま。
途中で、辛くなったけど、最後に今まで強制収容所にみたてていた潜水艦を、アメリカ軍が思いっきり爆破していて、このシーンは、象徴としてのナチを一刀両断にしているのだと感じた。

主人公は、なぜドイツ語を話すことができたのかが、謎だった。もしかしたら、、後ろめたいことがあるのかな、、。

でも、脱出する時、ふつうに《Ja!》って言っちゃってて笑った。

いろいろ興味深かったな。
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