敗戦の色濃くなったナチスドイツ。
ドイツ第三帝国復興を目指し、潜水艦に乗り組む首脳たち。
そこへヒトラー死去の知らせが入った事で、乗組員は動揺し始める。
極限下に置かれると、人間は何をしでかすか分か…
このレビューはネタバレを含みます
南アメリカでの「第三帝国の再建」を目的としてオスロから出港した潜水艦。
ナチスの将校はもちろん、ドイツ軍に与するフランス人やイタリア人らも乗船しているという状況下。
ナチスの将校の愛人が負傷。軍医が…
DVD鑑賞
「潜水艦映画に外れ無し」の名作。
1947年カンヌ国際映画祭作品賞(冒険探偵映画賞)受賞。
数回目の鑑賞
ルネ・クレマン監督2作目
戦争を題材にした人間群像劇。
1946年仏作品 白…
潜水艦サスペンスの原点かな。密室の息苦しさが十分伝わる。印象的なシーンが多く、アンリ・アルカンのカメラワークの秀逸さが際立つ。でも、全体的に地味で少し冗長なのがもったいないな。ドイツ語とフランス語が…
>>続きを読む『禁じられた遊び』のルネ・クレマン監督による、潜水艦を舞台にした心理サスペンス。
撮影監督がコクトー版『美女と野獣』のアンリ・アルカンということで気になって観た。
あと個人的にすきなマルセル・ダリオ…
この潜水艦の艦内、セットなのかはたまた本当の潜水艦の中で撮影されたのか、わからんが、とにかくこの狭い、密閉された息のつまる雰囲気の中でのサスペンスがなかなか面白い。登場人物の駆け引きや1人1人狂気に…
>>続きを読む戦後だけではなく、潜水艦という特殊な状況が生み出す人間模様がどこか実験的で面白かった。
将軍に次いで二番目に偉い人(誰だっけ)の残忍さが怖かったけど、ナチのイメージはまさにあの人だった。弱みを握っ…
R・クレマン監督『海の牙』(46)。冒頭、一心に日記を書き綴る男の手許の映像にクレジットが重なる。日記の書き手は、オスロを発って南米へ向かっていたドイツ潜水艦に捕えられた仏人医者だ。道中、ヒトラー自…
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