海の牙に投稿された感想・評価 - 3ページ目

『海の牙』に投稿された感想・評価

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kiyonaga

kiyonagaの感想・評価

4.2

『太陽がいっぱい』同様にルネ・クレマンは死の描き方が至妙。死者に敬意も払えない阿婆擦れ女に虫酸が走ったが、そのような狂気も含めて、製作者が表現したかった極限状態における人間の生々しさなのだと理解がで…

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監督が太陽がいっぱいのルネ・クレマンということもあり、サスペンス的でよかったです。設定はドイツ敗戦前後という珍しさで引き込まれましたが、ストーリーは少し単調で退屈でした。

「海の牙」は敗戦直前のドイツから出航したU・ボートに乗り合わせた人々の運命をサスペンスフルに描いたフランス映画。

作られたのは1947年で、これ以前にはマイケル・パウエルの「潜水艦轟沈す」というの…

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ルネ・クレマン監督。

自分にとって、この監督は作家でいうなら『文豪』という言葉がぴったり。『禁じられた遊び』『鉄路の闘い』と、二度同じような作品は撮らない。どれも扱っているテーマが重厚で現実を深く…

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ひでG

ひでGの感想・評価

2.5

Uボート【潜水艦】ものでは最古?に近いのか。
設定は非常に面白い。人種や立場や思惑が違う人たちが所狭しと呉越同舟

窮屈な感じやナチ倒れるで混乱する様子が伝わってきた。

ナレーターの男の登場も遅く…

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Jumblesoul

Jumblesoulの感想・評価

3.5
ルネ・クレマン監督の潜水艦もの。ヒトラーの訃報を聞いてヤケクソになったナチス将校が、味方のドイツ補給艦を魚雷で撃沈させてしまう狂気が怖い。

 太陽がいっぱい、禁じられた遊びのルネクレマン監督の戦争映画。ナチスドイツが誇った潜水艦Uボートが舞台。秘密任務を受けUボートにはナチス、ナチ協力者などが同乗することになるが、航海中にベルリンは陥落…

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潜水艦の狭い空間を縫うように動くカメラが良い。
映画史上一番死にたくない死に方が出てくる。
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