姐

ショウ・ボートの姐のレビュー・感想・評価

ショウ・ボート(1951年製作の映画)
4.0
今、具体的にどこがというのは分からないんだけど、最終的にめちゃくちゃ良作だと感じている私がいて、そりゃ舞台で何度も再演して2度もミュージカル映画化するよなぁ、!と思っているんだけど、これが何故か分からない。どこがそんなに良かったんだろう…ストーリーかな……、もう1回観たい、かもしれない。

「Make Believe」もどこかで聴いた気がするんだけど、何で聴いたのかが全く思い出せない…ロジャース&ハマースタインだから「オクラホマ!」かしら……

衣装がどれも可愛くて魅力的なものばかりだった〜!特に好きだったのはシュルツ&シュルツの「I Might Fall Back on You」の時の衣装。マージの着る赤と白のワンピースはめちゃかわで、変則ボーダーがくるくると踊る軽快なステップを何倍も映えさせていて最の高。

キャスティングも抜かりなく、さすがのMGMクオリティ。
ガワー&マージ・チャンピオンのコンビは当然のように息ぴったりのダンスデュオが素晴らしいし、キャスリン・グレイソンの伸びるハイトーンとハワード・キールのバリトンの相性の良さは群を抜いている。
何気に1番イイ役をもらっているのはエヴァ・ガードナーだと思う。
ジョー・E・ブラウンはコメディ性もインパクトも演技力もピカイチで素晴らしい俳優さん!なのに、日本語のWikipediaがないのが信じられん。彼の良さをもっと知ってくれ〜〜〜。

1936年版と、ミュージカルではないけど1929年版も観てみたい。
姐