全然知らない映画だったけれど、めちゃくちゃ面白かった～！
2時間半越えとコメディ映画にしてはどうかしてる時間尺だけど、それでも"長い！"よりも"楽しい！"が勝ってた。
交通事故を起こした男の死に際に放った財宝の在処を基に目撃者たちがその財宝を追い求める"戦い"を始めるというストーリー。と粗筋を書いてみたらこれほぼ「ONE PIECE」じゃねーかと気づいた。
ずーっとドタバタのスラップスティックが続いていく感じ。伏線張って回収してとかそんな考え抜かれたしゃらくさい笑いは皆無。とにかくコテコテ、ドリフのような一発で笑えるシーンの乱れうち。
事ある毎に建物のセットをぶっ壊しまくるシーンを挟んできて、それがすっごく馬鹿馬鹿しい。でもそのシーンは笑ってしまうし、非常に痛快。
出てくるキャラクター、全員碌でもない目にあって、それがまた別の碌でもない出来事に連鎖する展開は下らなく、それでいて物語としてある種疾走感が生まれている。インターミッション前の映像の切り替わりのスピード見ていて凄く気持ちよい。
ただ110分～130分ぐらいの時間尺だったら完璧だったかも。
