金持ちの障碍者と貧乏で不良の介護者の話
と聞いて想像した通りの脚本だったし、さっぱりしていて人間のドロドロした部分は極力少ないので上辺だけのうすら寒いハイハイ良い話ね、ってなりそうなんだけれど、そうはならないセンスの良さがあった。おもしろい。
きっかけは金と障碍、身分違いだが、友情のはなしであり、あえてそれほど障碍に重きを置いてない作りになってる。
それがこの映画の肝であるので、「介護はもっと大変だぞ!」「人間的な汚い部分足りてない!」という目で見てしまうともう楽しめない。
アースウィンドアンドファイヤーとマセララティというがめちゃくちゃ良いチョイスだと思う。
ゴリゴリのラップ持ち出されても違うし、ランボルギーニも違う。
ランボルギーニは乗れないか、まぁM5もスポーツ感強いし違う。ジャガーのFタイプ辺りは近いが、フランス人はイギリス車乗らんだろうな。
その点やっぱり4ドアで有りながらV8のクアトロポルテは正解。
生演奏で名曲を聞いて浮かぶ情景を語るって最高の音楽の楽しみ方してるの良いな。