2011年公開。頚椎損傷で首から下が動かない富豪の元で、介護職として偶然雇われた貧困層のドリス。
雇い主と雇われ人、身体障害者と健常人という垣根が全くないドリス。相手がどう思うかという忖度なしの発言、行動が、雇い主フィリップの心を掴んでゆく。フィリップの障害をネタとして笑い飛ばすシーンに最初はやり過ぎだと思っていたが、障害のある人はむしろ普通に接してほしいと思っているのに、こちらがやたら気にすることが苦痛なんだと気づきながら観た112分。
★気になったので調べてみた★
映画冒頭のシーンの車は、4.2リッターV8マセラティクワトロポルテ
フェラーリのエンジンを積んでいる。
