misaki

最強のふたりのmisakiのレビュー・感想・評価

最強のふたり(2011年製作の映画)
4.1
期待通りの、ちゃんとした良い映画だった。
劇中に流れる音楽が、ショパンやアヴェマリアだったり、ABBAだったり、選曲がいい。
内容は、実話に基づいてるからより一層話が入ってきやすい。空想でもなんでもなくて、現実だからやっぱり所々、重い。
フランス色がまず強いこの映画。フランスは黒人はまず住んでる地区が違うから、ドリスも電車でじゃないと通えなかった。白人と黒人の社会的階級差の大きさゆえに、仕事も住むところまでも違う。海外旅行に行った時、使用人や荷物持ちは黒人が多いことがすごく気になってしまう。あたりまえだけれど、「最強のふたり」のような例は本当に珍しいと思う。人種なんか身分なんか超えて、お互い人として相性が良いんだろうなぁ。すごく楽しそう。
ドリスはとにかく、ユーモアに長けてて、一緒にいるのが楽しそう。
この映画を観て感じることは、人生楽しんだもん勝ちってことかな…!
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