車椅子の老人と介護する黒人青年のお話
「最強のふたり」
正反対な2人の織りなすドラマが本当に微笑ましかったです!
首から下が麻痺している老人。財産は確かにありますが心の隙間は埋められません。黒人青年の採用は実用的であるかは関係がなく、精神的に満たされていきます。
何と言っても男同士の会話がとても魅力的でした。青年も仕事として接するのではなく1人の友達として介護します。ガサツですが人情溢れる姿に心を打たれました。
ピアノを主とした繊細な音楽とともに2人のドラマが綴られ、感動が募り、こちらまで優しい気持ちにさせてくれます。
誕生日パーティーでのダンスシーンでは感極まって泣いてしまいましたね。青年は楽しませようという意識は全くなく自然体で彼自身が楽しんでいます。そんな姿に暖かみを感じ優しい笑みを浮かべる…
本当に微笑ましい…
バディ作品においては生まれた環境や価値観の違いが浮き彫りにされます。おきまりではありますが、次第に打ち解けていくという醍醐味も感情を潤す要素でした。