Hope3000

最強のふたりのHope3000のネタバレレビュー・内容・結末

最強のふたり(2011年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

100レビュー達成!!


実話を基に作った映画。
最高だった。

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✏️複雑な家計に育ち貧しい生活を送るドリスは、収入を得るため仕事を探す。そこで、ある豪邸に住む障がい者フィリップの世話係に応募する。ドリスは採用。その豪邸に住み込みで働くことに。彼とフィリップはなぜか気が合い、始めは不器用だったドリスだったがフィリップは怒ることなく受け入れる。一緒に外出し、共に笑い合い、2人の間にはやがて特別な関係が生まれる。永久の友になる。
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これは、ドリスの成長物語ともとれる。
ドリスの生活環境は良いものとは言えなかった。叔母には家から追い出され、弟や子供に暴力的になったり、夜中に路地裏でタバコを吸いながら友人と会う。
きっと彼はそんな日々に嫌気が差していたのだろう。フィリップの世話をするようになると、障がい者に対する理解を得、接する姿勢も身につけることができた。障がい者と直に向き合う中で、家族に対する気持ちも変わってくる。叔母の働く姿を見、弟と駅まで叔母を迎えに行き、帰り道では荷物を持つなど、孝行の気持ちがドリスの中で生まれる。(?)
一度ドリスはフィリップのもとを去ったが、やはりフィリップにはドリスが欠かせない。



時々「健常者限定〜」などの障がい者に対してのジョークや、「字が読めるか」というような黒人に対するジョークやイメージも描かれていた。

PG12指定。その訳は、言葉遣いと黒人社会の描写のためか。
観たのは吹替版だったが、きっと字幕版だともっと過激的な言葉が使われていたんだろう。
勉強のために、字幕版でもう一度観たい。
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