鉄道売上金を運ぶマネートレインを舞台にした強盗アクション作品。
ウェズリー・スナイプスが主演、ウッディ・ハレルソンらが共演、ジェニファー・ロペスがヒロインを演じる。
舞台はクリスマスシーズンのニューヨークの地下鉄。
黒人（ウェズリー・スナイプス）と白人（ウッディ・ハレルソン）の義兄弟が鉄道公安官としてバディを組み、おとり捜査で鉄道のスリを取り締まっていた。
兄はしっかり者で優秀であったが、弟はギャンブル好きで、大金は掏られるし、何をやらせてもダメで、役立たずの木偶の坊。
二人の取締チームに女性捜査官（ジェニファー・ロペス）が新たに配属されるが、三角関係になってしまう。
そんなある日、弟のミスが原因で兄弟そろってクビになる。
ギャンブルで抱えた15000ドルの借金に困った弟は、地下鉄の売上金を運ぶマネートレインの輸送金を強奪する計画を立てるが......
全面ジュラルミンのマネートレインがピカピカ輝いて存在感が凄いです。
迫力ある高速で走る列車アクションが一番の見どころで、いくら喧嘩をしても兄弟愛が熱いです。
そして乗客の命よりもマネートレインを大切にする傲慢な局長の鼻をへし折り痛快です。
とはいってもいくらなんでも元鉄道公安官が、業務上知りえた情報で、強盗を企てたらダメでしょう。
ムキムキのウェズリー・スナイプスと美しいジェニファー・ロペスの二人によるボクシングや絡みも楽しめます。
ラストは上手く纏めていますが、主人公には同情の余地なしのダメ男なので、もう少し工夫が欲しかったです。
最後まで兄弟喧嘩が絶えず笑わせてくれます。
「新年のお祝いだろう.....」
2023.1 BSテレ東で鑑賞（シネマクラッシュ・吹替：松崎広幸 訳）
2020.10 テレ東で鑑賞（午後ロード・吹替）
