猿山リム

サルベージ・マイスの猿山リムのレビュー・感想・評価

サルベージ・マイス(2011年製作の映画)
2.7
 子年にネズミの映画を観よう完結編。
 公開当時名古屋まで遠征して鑑賞した一作。
 マイス・・・ネズミの複数形。
 ねずみ小僧に系譜にして、盗まれたり騙し取られたお宝を勝手に取り返して持ち主に返すタイプの義賊。
 どうやって生活しているのか謎だが、スポンサーでもいるのだろうか。
 ・・・と、まぁそういう辺りを考えると粗ばかりでザル脚本ではある。
 しかし、この映画は物語を愉しむタイプの映画ではない。
 もちろん、主演のみょうちくりんのコスプレモドキを愉しむ映画でもない。
 空手少女の空手が魅せる映画なのである。
 ・・・と、いう視点においてのみなかなか面白い映画。
 物語もコスプレもオマケに過ぎないのよ。

 実はネズミ映画で真っ先に思い付いたのがこの映画だったのだが、DVDを入手しておらず、数年前からずっと探していたのだが・・・。
 今月も半ばを過ぎたあたりにひょっこり手に入り、これは奇跡と急いで鑑賞した。
  
 広島を舞台にした、広島映画。
 女の子の操る広島弁は、これまたいい感じ。
 これで、もう少し演技がげほげほ。
猿山リム

猿山リム