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サルベージ・マイスのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

サルベージ・マイス(2011年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

田﨑竜太が監督、谷村美月が主演を務めたアクション作品である本作は、奪われた美術品を奪還し本来の持ち主の元に返すことを目的に相棒のマリクとともに"サルベージ・マイス"として活動するも、窃盗グループと結託したマリクの裏切りにあったことで指名手配犯となってしまった有栖川真唯が、街で偶然出会いひょんなことから広島案内のガイドとなってくれた、自警団「広島クリーンズ」の団長として広島市街でボランティア活動を行っていた地元愛と正義心に溢れた女子高生・美緒との仲を深めていたところ、高額の美術品がリストアップされた手帳をもとに米国人のネイサン率いる窃盗グループと美術品窃盗を繰り返していたマリクが"燕雀の壷"を求めて広島ホームテレビを襲撃したことがきっかけで美緒に正体がバレて仲違いし、その上、マリクの策力によって危機的状況に陥り身柄を拘束されるも自分を信じてくれた美緒が救いの手を差しのべてくれたことで、美緒とタッグを組み"広島限定サルベージ・マイス"となってマリクたちに戦いを挑んでいく様が描かれた作品となっているのだが、評価こそは低いが何も考えずに視聴をすればそれなりには楽しめる一作ではないでしょうかね。美緒を演じた長野じゅりあや窃盗グループの一味を演じた飛松陽菜によるアクションシーンは決して悪くはなかったですし、谷村美月が演じたサルベージ・マイスの妙にダサいキャラクター・ヴィジュアルも嫌いではない。そして相棒だったマリクが結託した窃盗グループのボスが何故か吹き替えという理解に苦しむものも見せてくれますし、広島オールロケという点もまた人によっては馴染みのある場所が映し出されるので目を惹くものがあるのでは。ただ、あくまでもハードルを下げての視聴だったので好意的な評価をしているが、言ってしまえばB級モノなのでオススメは難しいですし、暇つぶし程度の視聴が好ましい作品であることに間違いはないかと。
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