田舎に住む少年の視点から大自然と文明社会を対比させ、朗らかに(或いは軽やかに)それらの共存を謳い上げた自然主義風スケッチ映画。
少年と鰐🐊との対決にはハラハラドキドキ!😲
彼になつくアライグマくん…
あらゆる意味で想像を超えていたロバート・フラハティ晩年期1948年作。
仏語を話し自然へ順応する父子と英語話者の油井掘削工達との対照による、呪術性と近代との鮮やかな交錯。鰐との格闘、アライグマの逃…
【自然と人工のスペクタクル】
「死ぬまでに観たい映画1001本」掲載のロバート・J・フラハティ作品『ルイジアナ物語』を観た。ロバート・J・フラハティ監督といえば、『極北の怪異』で知られている。こちら…
ドキュメンタリー映画の巨匠ロバート・フラハティの作品初鑑賞。
「現代アートハウス入門 ドキュメンタリーの誘惑」にて
アメリカ、ルイジアナ州の湿地帯に住む少年と大自然の数々、そして油田施設建設のた…
人類の歴史上最も美しい河の記録。水面が見せる表情は時刻や光の量だけでなくそこを行き交う舟の大きさや動力にまで影響を受け、まったく同じ瞬間を見せない。石油会社の依頼を受けたからではなく、あまりにも河が…
>>続きを読む石油掘削機に少年がどうしようもなく憧れを抱いてしまうのは必然。 あれほどの男根力は他では見られない。
機械の艶かしさ。文明も自然も同じように描く。塩と唾で石油はは出る。鰐の罠と変わらない。水面の黒さ…
杉本博司の撮った終末だか紀元前だかの風景写真(完全にあやふや…)みたいな湿地の風景が美しいだけでなく油田採掘の機械を写す視線が自然へのそれとまた違って面白かった 爆発したり人が死んだりするのではとヒ…
>>続きを読む知ってはいたけどフラハティはトーキー以降もその天才ぶりは変わらないと改めて感嘆させられた。
自然と文明の対比を描いたこの作品だが、余計な説明を省き舟やそれが起こす波の違い等で象徴的に見せているのが…