スローモーション男

ルイジアナ物語のスローモーション男のレビュー・感想・評価

ルイジアナ物語(1948年製作の映画)
4.5
 ドキュメンタリー映画の巨匠ロバート・フラハティの作品初鑑賞。
「現代アートハウス入門 ドキュメンタリーの誘惑」にて

アメリカ、ルイジアナ州の湿地帯に住む少年と大自然の数々、そして油田施設建設のために来た作業員たちの物語。

序盤は大自然のなかを少年が小舟で渡っているシーンやアライグマ、サギ、そしてワニなどの動物たちとの関係性。ワニのシーン凄い!
それから油田施設の作業員たちとの友情が盛り込まれています。あの機械がガッシャンガッシャン動くシーンが凄い!

自然と文明という相反するものの中間にその少年がいることで架け橋になっていると思う。『もののけ姫』っぽいなと感じました。
最後は「おまじない」によって幕を閉じます。

『極北のナヌーク』とか気になったので観てみたいです。