YasuhitoArai

ルイジアナ物語のYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

ルイジアナ物語(1948年製作の映画)
3.7
ロバート・J・フラハティ監督作品。
ルイジアナの湿地帯での、少年である主人公の自然に囲まれた生活と、その湿地帯での油田開発の様を、ストーリーを加えて描いた作品。

ストーリーがあるけど、ドキュメンタリーみたいに湿地帯の自然や油田開発の様を見せる。湿地での水面が主役。大きい船が現れた時のさざ波等、水面がいろんな表情を見せる。
少年とワニとの闘いも見所。ワニ革まるごとのでかさ。
油田掘削機のスチームの凄さ、巻き付いたチェーンの荒ぶりよう。でもやっぱり大変な現場で働いている人たちの真剣な表情とてきぱきした作業に畏敬の念を覚える。

少年の相棒としてアライグマが登場。木に登ったり、舟から水面に降りて舟を泳いで引っ張ったりととても可愛い。アライグマってあんな鳴き声なのか。しかも名前がジョジョ!
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