極黒の女子中学生

大いなる夜の極黒の女子中学生のレビュー・感想・評価

大いなる夜(1951年製作の映画)
4.0
頑固な親父が序盤でバースデーソング歌いながらケーキもってくるところで不覚にも泣きそうになった。
室内で揉み合いになった際、卓上のランプが唐突に点く大胆さにも唸る。若手ならではの力技って感じがする

誕生日のケーキの蝋燭を1本残す意味が画面映えのためだけではなく、深夜のバーで見る幻影のための布石かと思うと震える。
激しく叩かれるドラムを見て、杖でしばかれる父親を重ねてしまう描写も良い