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アンネの追憶のKICHIのレビュー・感想・評価

アンネの追憶(2009年製作の映画)
2.7
2015/11/7
アンネの日記を読んだことがあるのでそう思うのかもしれないが、展開が速すぎる、端折りすぎている印象を受ける。
アンネの日記を読んだほうが、当時のユダヤ人たちの悲惨な状況がよりわかると思う。
アンネの日記を読んだ当時(小学生だったかな)ホロコーストについて無知でかなり衝撃を受けた覚えがある。
アンネはめちゃくちゃ良い子で女神的な印象を持っていたが実際にアンネの日記はアンネによって書かれたものではないことを最近知ったので彼女があまりにも女神のように描かれていると冷めた目で見てしまう自分がいる。
それでもアンネフランクという1人少女がホロコーストによって亡くなったことは事実だ。最後に生き残ったお父さん、一体どんな気持ちだったろうか。
ホロコーストについてあまり知らない人、ホロコーストを題材にした映画を見たことがない人が初めてホロコーストの概要を掴むには良いかもしれない。
他のホロコーストを題材にした映画(シンドラーのリスト、戦場のピアニスト、ライフイズビューティフル、縞模様のパジャマの少年etc)に比べるとこの作品は少し弱さ(物足りなさ)を感じてしまう。
ホロコーストを題材にした映画、私もまだまだ見てない作品は沢山あるので見ていきたい。
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