くみん

アンネの追憶のくみんのレビュー・感想・評価

アンネの追憶(2009年製作の映画)
4.0
アンネの日記を読んだのはいつの頃だったか。懐かしいアンネやペーター、ミープ達に会える映画。アンネの日記のその後から最期まで。アムステルダム1944年8月収容所へ、移送、選抜、最後の選抜、1945年1月ナチス崩壊、アンネもペーターも亡くなるのはその後、あとちょっとだったのに。

戦争映画を観るにつけ、収容所が解放されてヨーロッパが戦争の後片付けを始めていた頃、日本ではまだ戦争中だったという、終戦が8月だったという、その事実に愕然とする。

子どもでも観れるように仕上げているのかな、細かい描写についてはいろいろあるけれど、悲しい、残酷、これは紛れもない事実だったのだと突きつけられ、じゅうぶん打ちのめされる。
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