てぃだ

アンネの追憶のてぃだのレビュー・感想・評価

アンネの追憶(2009年製作の映画)
2.8
神は我々に法を授けたが
守るかどうかは人間次第



アンネの日記を
アンネの親友視点から


ってのは面白い試み
と思ったりもしたけど

アンネの親友
別にアンネと一緒に隠れ家に
住んでいたわけでもなく
彼女自身が匿ったわけでもなく

のせいなのか
エピソードが弱い

というか
アンネの日記の
ポイントポイントを
抑えてるだけに見える


アンネ・フランクの物語を
知らない人が
(あんまりいてほしくないけど)
これだけ単体で見たら
意味わからないんじゃないかと

モリコーネの音楽も今回は
しっくりこなかったし

アウシュヴィッツに入れられた
ユダヤ人の身体に番号もなかったような・・

ただそれでも
ナチがユダヤ人に対してやった
ホロコーストは
本当に酷いことだというのは
伝わる

アンネの父が
戦後の収容所で
大量のメガネとか衣服とか
狩られた髪の毛を
実際に目の当たりにして涙を流すとこは
流石に創作だと思うけど

教師のおじさんが
ナチ相手に
道徳や良心を説く
場面が
一番面白かったかな
てぃだ

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