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ミート・ザ・ペアレンツのはまのレビュー・感想・評価

ミート・ザ・ペアレンツ(2000年製作の映画)
2.6
この間Twitterで「映画などで主人公が受ける恥ずかしさや悲しさを自分のことと捉えてしまって苦痛を感じる人々」の記事が話題になってたのを思い出した。私もそういう人たちに近い感情を持ってるので、今作のような"主人公が失敗や誤解続きで上手くいかない"様子はどちらかというと「面白さ」よりかは「悲しみ」「怒り」を感じてしまった。
コメディ作品に何を思ってるんだ…って感じですけど。ほんと、可哀想で仕方なかった。やっぱり「主人公が笑われる側」の作品は私には向いてないなぁ。

【結婚を決意したグレッグが乗り越えるべき試練、それは恋人の両親への挨拶。だが、恋人パムの父親は元CIAで…】
上記のこともあってあまり笑えたシーンはなかったんですが、逆にベン・スティラー演じる主人公グレッグはめちゃくちゃ素敵だなぁと思いました。失敗ばかりと言っても環境や周囲の人間がそうさせた部分が大きいし、なんというかキャラクターの中で一番「普通の人間だなぁ」って思った。彼の怒りに共感して、それでもへこたれずに立ち上がる強さに感動しました。

…私コメディ見て何思ってるんだろう(笑)
いや、まぁ、ほんと「お前のせいだろ」って周囲の人間がズラリとこっち(グレッグ)を見ている図は相当心にきました。どこで笑ったらいいんだろう…コメディって難しいなぁ……

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