ビクトルエリセ作品
これは、アナの映画だった。
『フランケンシュタイン』に魅せられた少女は、人とは違う感覚に目覚める
中盤以降がまさにそう。
アナの眼差しが、我々が見るべきこの世の真理を見ている…
6歳の目を通して、見えないものの恐ろしさ、美しさを見せてくれた
とにかくそこらじゅうにメタファーが仕込まれていて、それらは現実(当時の情勢)だったり、映画の中同士で呼応しあっている。フランケンシュタ…
「映画が来たよ!映画が来た!」
この導入からワクワクする。
『フランケンシュタイン』から始まる物語、リュミエールのオマージュ、『瞳をとじて』に通じていく部分もあり、クラシック映画へのリスペクトが感…
傑作、名画と言われる映画ですが、確かに傑作です。奇跡とも呼ばれますが、後述する理由で確かに奇跡です。
まずシンプルに、ストーリーが良いです。映画が村にやって来た!の興奮から始まり筋書きは簡単ですが…
「瞳をとじて」の直後に鑑賞したので、軽い答え合わせ気分で。
冒頭に出て来る移動映画は、「瞳をとじて」のラストの映画館主の祖父なのかなーなどと想像しつつスタート。6歳のアナと姉のイサベルのやり取りや…
ようやっと劇場で見れた!
静かで荒涼とした画の中でゆっくりと進む物語にあらゆる表現が込められていて唸った。スペイン内戦のことは恥ずかしながら全く詳しくないので、この映画をより深く理解するために知りた…
このレビューはネタバレを含みます
久しぶりの鑑賞。
観ているものを鷲掴みするような強引さはないのだけれど、気がついたら虜になってしまっている。いったい何に魅了されているのか。
アナやイサベルたちの純な姿。単純にかわいく思えたり、…
このレビューはネタバレを含みます
キノ立川最前列(スクリーンが小さめなので色々検証した結果です。)で観賞。
昔観た時の記憶が薄れて丘からの景色くらいしか覚えていなかったのでほぼほぼ初見みたいな感じでとても楽しめました。
始まって直ぐ…
(C) 2005 Video Mercury Films S.A.