2024年 劇場鑑賞13本目 記録
ずっと観たいと思っていた名作
午前十時の映画祭での鑑賞チャンスを逃して後悔していたところ、
『瞳をとじて』公開記念のビクトル・エリセ作品の特別上映でようやく観ることができました
冒頭は大好きな「ニューシネマパラダイス」感があり、ワクワクしながら作品に入りこみました
美しい景色と無垢な女の子に癒されますが、
大人になってしまった自分は純真な心で観ることができず、不穏を感じて終始ハラハラしてしまった
姉のイサベルとのやりとり、廃墟での脱走兵とのふれあい、逃亡後とずっとよからぬことを想像してハラハラ
子どもたちが火渡りするシーンもこわかった
詩的な美しい作品なのは間違いないが、
現代の目で観ると「それはないでしょ」と思ってしまうシーンが多々あり、純粋に楽しめなかったのは残念