ゆ

ミツバチのささやきのゆのネタバレレビュー・内容・結末

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

静か〜〜〜〜な作品だった!
セリフというか会話がとにかく少ない!説明的なセリフも描写もほとんどなくて、負傷兵が出てくるとかの物語的な転機はあるけど、大きな起伏がある訳でもなくて淡々とした静かな映画っていう感じ。
なんでとか、そこに至るまでの経緯とかは何にもわかんない😂
第三者として出来事を傍観してる感じ
アナの繊細な感情の動きを感じ取らないと。

セリフが少ないからか、静寂とか瞳とか影とか炎とか、そういうものがすっごく印象的。
アナがめちゃくちゃ可愛い!!!
子どもならではの影響受けやすくて真っ直ぐに信じちゃう心とか、無邪気さとか優しさとか、それゆえの繊細で傷付きやすい所とか、そういうのは分かる気がする??

夫いるのにお母さんは誰に手紙出してたんだろうとか、お父さんが持ってる音楽の鳴る時計はなんだったんだろうとか、そういうのは結局分からないまま終わる。理解不足かも
みつばちとか毒キノコとかフランケンシュタインとか、意味ありげに出て来たキーワードは色々あったけど、結局何を言わんとするものだったのかは謎。
多分こういう状況なんだろうなって結構自分で気付かないと状況の把握が難しいと思う。集中力必要、途中で眠くなったりしたら終わり😂

観に来てるお客さんの年齢層はかなり高かった。
ニューシネマパラダイスに雰囲気近かったけど、時代設定が近いからかな。
もっと文学的な人だったらはまるかも!
ゆ