映画として素晴らしい。
死をどう捉えたらいいか、その少女の瞳が真っ直ぐに揺れる。
死との出会いをとらえた映画。
子どもの頃に直面する、死という未知。初めて死を意識して対面する底知れぬ全てへの不信感…
詩的な世界観と、子供の純粋さと、その残酷さ。とても好きな作品になった。ラストの含みを持った終わり方は、この子はこれからどんな大人になるんだろう、この出来事をどう覚えている或いは忘れていくんだろう、と…
>>続きを読むこれ、『ミツバチのささやき』って自分たちのことなんですね。この劇中に出てくる人間たちの取るに足らないような言葉のこと。取るに足らないというかこの人たち当時のスペイン政権から棄民されてる人たちで、そん…
>>続きを読むとにかくなんて可愛い姉妹なんだろう。かわいい。かわいすぎる。
多くは語られないけど、言外の演技と演出で、これこれ!映画はこうであって欲しい!という感じがして、映画マニアにファンが多いのがよく分かった…
数年後か数十年後に見返したら違う感想を持つのかもしれないと思った。
全体的に遠くからカメラを映すようなショットが多く、私が個人的に体調が万全でなかったこともあり眠気に襲われてしまった。
景色や、…
久しぶりの鑑賞。
観ているものを鷲掴みするような強引さはないのだけれど、気がついたら虜になってしまっている。いったい何に魅了されているのか。
アナやイサベルたちの純な姿。単純にかわいく思えたり、…
キノ立川最前列(スクリーンが小さめなので色々検証した結果です。)で観賞。
昔観た時の記憶が薄れて丘からの景色くらいしか覚えていなかったのでほぼほぼ初見みたいな感じでとても楽しめました。
始まって直ぐ…
『ミツバチのささやき』と『エル・スール』を2本続けて鑑賞。
冒頭、フランケンシュタインの映画が何とも印象的。
フィルムが映画館に運ばれる際、群がる子供達にその時代の娯楽の乏しさを感じる。
アナの母親…
物語ることの神秘さを感じさせる作品だった。フランケンシュタインを信じるアナはその話に魅せられて、最終的に物語の中に取り込まれてしまう。それは現実の厳しさもあるだろう。舞台は1940年、血みどろの内…
>>続きを読む(C) 2005 Video Mercury Films S.A.