記録、初エリセ
どのシーンも画角とかライティングが天才的だったな〜
全体的に暗いシーンが多くて、子供2人の何しでかすかわからない危うさがずっとあった
初めて生死に触れて間もなく「死」のラインがぼん…
エリセデビューした。
最初は「映画フランケンシュタイン」の事ばかりで、"この映画はいつ始まるのか?"となったが、後半へ進むにつれ色々繋がってきて感激した。ずっと始まってた。
穏やかな陰影とアナの…
このレビューはネタバレを含みます
凄かった
子どもは眠り食べ次第に体を大きくするという点で、もっとも死に抗っている。最後の救済たる死を、火やキノコ、機関車や銃を通して畏れるのに、眠ってしまうし食べてしまう。そんなわたしたちもまた、ミ…
ビクトル・エリセ監督作品、初鑑賞。
1940年代のスペインが舞台。スペイン内戦という時代背景が重要。6歳の少女アナと姉イザベルはある日、村に移動巡回してきた映画『フランケンシュタイン』を鑑賞する。…
ホラーじゃないのにホラーすぎる
陰鬱とした時代に、少女はファンタジーのフィルターを介して初めて生と死を知覚する
見とれるほど美しい情景なのに目を背けたくなるような気持ち悪さに独特な魅力がある
フラン…
好奇心に引っ張られて恐怖の中へ行く緊迫感が画面から感じ取れた
暗闇から手や顔だけ浮かんで見えるライティングが印象的で、ベランダの両開き扉から光が差すシーンなど、照明効果が良かった。あと構図
冒険して…
目玉があっても見えないものはある、ということを描きたいのかもしれない(というかそれを映画と呼ぶのかもしれない)。線路に伝う列車の音を聴き、イサベルの心臓の音を聴き、扉の向こう側の物音にも聴き耳を立て…
>>続きを読む(C) 2005 Video Mercury Films S.A.