アナの純粋無垢な瞳に導かれ、現実は不思議な世界(映画)へと変化する。
失踪したアナを探す父、姉、母親。
そのなかでアナを探し出す行動範囲、そして結果近づく身体距離が心のキョリの表現になっていた。
…
[映像の美の極致]
一つ一つの映像はこの上なく美しく、説明はほとんどなされないが、むしろ台詞は必要ない程だと思える。
アナ・トレントのアナが、最初は姉のイザベルの作り話から始まり、通過儀礼…
もう一度観てからレビューしようと思って再観しました!
抑圧の中から産まれた傑作。
絶対観た方がいい映画の一つだと思います。
表現を弾圧することなど出来ないのだと思わせてくれる作品のひとつ。
どん…
冒頭の、どうして?という問いかけが最後までふんわりと続く 展開も登場人物もうまく掴めなかったけど、アナの見ひらいた眼と囁き声ばかりあたまに残った
ほとんど笑わないアナがふっと顔を綻ばせるシーンとか、…
ずっと死の匂いがしている 不穏!
『悪は存在しない』の発想元だというのはかなり納得した 終盤の流れ、捜索シーンやアナが木々のあいだを歩くシーンなんかそのまんま、なんなら「アナ」と「花」も似ている
あ…
地元のミニシアターにて。
わたしはきっとこの作品の言わんとしていることの半分も理解できなかったろうなと思う反面、
2人姉妹の末っ子だった自分の幼少期と重なる部分が多く、その点においては充分に楽し…
“この映画の多くのシーンはセリフがなく実に静かで、かつテンポもゆったりしているので、観客は登場人物の気持ちを考える機会がある”
これは、かつてスタジオジブリ作品の海外ビジネスを担当していたスティー…
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