このレビューはネタバレを含みます
🥐ペンデュラム🥐
〜質問はすでに!拷問に変わってるんだぜ!〜
中世スペインの魔女裁判のお話。とある仲睦まじい夫婦が、審問官ランス・変クリセンに魔女嫌疑をかけられて酷い目に遭います。
ペンデュラムというのは振り子のこと。拷問器具として振り子式のギロチンみたいなやつが出てくるので、そこから題名をつけたんでしょう。まるで重要ではないので、なぜ名前をとったのか理解に苦しみます😅(ソウに出てくる拷問仕掛人は絶対本作を参考にしたんでしょうね)
題名のつけ方もそうですが、中身も理解に苦しむ出来の悪さです。スチュアート・ゴードン監督の良さがまるで出ていません。死霊のしたたりやダゴンの監督とは思えない勢いのなさ。そこそこの点数なのが不思議です。
変クリセンの変態演技と、魔女かどうか調べると言って美女を全裸に剥くところくらいしか、良いところはありません😅どうせなら死霊の盆踊りみたいに、延々と美女の調査やってた方がまだましだったでしょう(笑)
だいたいあんな拷問で真実を明らかにできると本気で思ってるあたりが白けます。あんなん冤罪待ったなしでしょ。愚かな人類め。
⚠️以下ネタバレです⚠️
変クリセンの最期は当然ペンデュラムで両断かと思ってましたが、落とし穴で串刺しになりましたね。どうみても自分から落とし穴に吸い込まれていったので笑いました🤣
あとただのパン屋の旦那が異常に強すぎて面白いです。何回拷問から抜け出して兵士を叩きのめすつもりなのか。日頃からパン製作で体を鍛えたおかげか・・パン屋じゃなくて傭兵とかやったら?
そもそも妻が子供の鞭打ちに割って入ったからこんなことになったんですよね。旦那がたまたま拷問抜けの達人パン屋だったから良かっですが、後先考えないといろんな人を苦しめるぞこの阿呆。