A

ペリカン文書のAのレビュー・感想・評価

ペリカン文書(1993年製作の映画)
4.3
凄く面白かった。
特別派手なシーンがある訳でもなく終始ひっそりめな映像で描かれる政治スキャンダルのサスペンス。政府の陰謀を暴くまで主人公達の逃げて追い詰めての奔走が繰り返される。
手掛かりや黒幕側の人間は割とあっさり見つかるのでメインは始末されずに証拠探しと文章の公表。

2時間21分もある長編な上に、登場人物は似たような見た目が次々出てきて名前と顔と立ち位置がなかなか一致しずらくて少し頭を使う。この手の地味なジャンルが好きじゃない人には結末に辿り着くまでに退屈してしまうかもしれない。

個人的には政府の陰謀vsマスコミものは大好物なのでもの凄くハマったし、ラストもちゃんとスッキリするから夜中にコーヒーでも飲みながらじっくり観るのを勧めたい。

にしてもジュリアロバーツ出演作はいくつか観てるけど、ここまで若い時の作品は初めてで驚いた。本当顔立ちが綺麗すぎてじっくり見入ってしまった。
またウォーターゲート事件みたいな似たようなジャンルの作品が観たくなった。
A

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